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小林よしのり
2015.1.6 04:25

バブル再来というデマと似非保守


エコノミストが誰もかれも今年は株価が2万円を超えると

予想しているのに、いきなり17000円を割り込んでいる。

原油安や欧州の動向が影響しているらしいが、株価なんて

外国の何が影響して変動するか、わかったもんじゃない。

 

朝日新聞が安倍首相は「保守」か否かのインタビューを

識者にしているが、保守のはずがなかろうが!

株価こそが経済と信じ込み、「株主資本主義」を推進させ、

国の通貨の価値をとことん下げるという「設計主義」で、

景気が良くなると思い込んでる人間のどこが「保守」と

言えるのか?

 

佐伯啓思はよく安倍首相を支持できるものだ?

しかも他にいないからという愚民思想で。

 

エコノミストの中には「バブルが再び来る」と言ってる

奴もいる。

株の運用をしている者にだけは株バブルが来るだろうが、

一般庶民の景気には全然関係ない。

今の物価上昇を上回るペースで、給料が上がっていくと

本気で思うのか?

何が売れて儲かってる会社なのだ?

 

バブルの頃のように、大学生が女のためにオシャレして、

車買って、アクセサリー買って、フレンチを食わせて、

シティーホテルにお持ち帰りするなんて時代になるわけ

ないんだよ!

若者の質がもうすっかり変わってしまった。

 

しかしバブル再びと言ってるエコノミストは、わしより

若いようで、貧乏くさい服着て、辛気臭い顔してるから、

バブルなんか知らないんじゃないか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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